大人の矯正治療
多くの人が
成人になってから矯正治療を始められています。
年齢に上限はありません
矯正は子ども時代にしておくものというイメージがありますが、子どもの場合、成長する力を利用するため治療がしやすくなるというメリットがあります。
一方、大人の場合は発育が完了しているため治療計画が立てやすく、本人が納得して日頃のケアや通院に積極的に取り組むため、スムーズに矯正できるというメリットがあります。
しかし年齢が進むにつれて、歯の周りの骨や歯ぐきの新陳代謝が少なくなってきます。大人の方では、およそ85%にかくれ歯周病があると言われています。
もし、歯周病の疑いがある場合、その検査をし、必要であれば歯周病の治療をして頂くよう勧めています。
もちろん、矯正治療中も定期的に歯周病のチェックをします。
また、むし歯になった歯や、神経がとってある歯に関しても、歯茎(歯を支えている歯周組織)が健全であれば、何歳からでも矯正治療を始めることが出来ます。
治療計画が立てやすい
大人の矯正治療は、骨格の成長がすでに終了しているので治療計画が立てやすく、おもに歯並び中心の矯正治療になります。
完成されたあごの中で効率よく歯を並べていくためには、患者さんの骨格のバランスや咬み合わせのズレ、ガタつきの程度などを総合的に判断する必要があります。
治療としては抜歯と非抜歯の2通りの方法が選択枝に挙げられます。
無理に非抜歯で並べることは歯槽骨に負担がかかったり、口元が突出する事があります。
やはり骨格に合ったバランスのよい歯並びのためにも、十分患者さんとよく相談した上で決定してゆきます。
治療中のウエディングも安心
「矯正したいけれど、治療中に結婚の可能性もあるし・・・」
と迷って治療のタイミングを逃している女性も多いはずです。
そんなときは大丈夫!人生で一番大事な晴れ舞台です。
もし表側に矯正装置を装着されている場合、ご希望があれば挙式の直前に一時的に矯正装置の除去を致します。
式が終了した後、再び装置を付け治療を継続致しますので問題ありません。 他にも、大切な行事がある場合はご相談下さい。治療中も安心して最高のウエディングを、最高の笑顔でお迎え下さい。
妊娠・出産が重なっても大丈夫
矯正治療中に妊娠・出産が重なっても、お口の中の状態を綺麗に保っていれば大丈夫です。
通常の矯正治療となんら変わりません。
妊娠中の歯磨き指導も含め、歯のクリーニングも徹底して行いますので安心です。